ご挨拶

当院は2005年5月15日糖尿病専門クリニックとして取手市藤代に開院しました。
糖尿病治療の目標は、糖尿病に特有な網膜症、腎症、神経障害などの細小血管合併症、および心筋梗塞や脳梗塞などの大血管合併症の発症とその進展を阻止し、健康な人と変わらない生活の質と寿命を確保することです。その為には、糖尿病の早い時期から治療を開始し良好な血糖値を保つ事が一番重要な事です。
当院では糖尿病の勉強会を通じて、患者様の糖尿病に関する知識の習得とレベルアップを図っています。また、医師・看護師・臨床検査技師・管理栄養士・事務等多職種による継続的チーム医療で、患者様の糖尿病に対する積極的な取り組みを支えています。

 

また当院では患者様に健康を保持して頂きたいと考え、年1回は胸部レントゲンや心電図の他、腹部エコー、便潜血、PSA検査などを受けて頂き全身の健康状態をチェックしています。その結果、種々の癌を早期に見つける事が出来ています。糖尿病の細小血管合併症のひとつである網膜症については、眼底カメラ検査を行い必要あれば眼科へ紹介しています。また糖尿病の大血管合併症である脳梗塞や心筋梗塞の発症予防・早期発見の為、頚動脈エコー検査による動脈硬化症の判定を行い、適切な治療を行っています。

2010年10月からは循環器専門医を増員し心筋梗塞、狭心症、不整脈、心不全などの診療の充実を図りました。2016年1月からは島生乃医師が、一般内科のほか糖尿病・内分泌疾患を中心に診察しています。2018年4月から呼吸器専門医による喘息、アレルギー、肺炎などの診察も開始しました。これからも当院は糖尿病以外の内科疾患にも対応し、今まで通り健康診断、ワクチン接種も行う総合内科クリニックとして地域医療に貢献したいと考えています。

                             顧問  飯泉智弘

                                        

                                         2025年4月更新